注文方式によって価格制限、発動条件、未約定の扱いが変わります。分析結果を実際の注文へ移すときの確認点を整理します。
この記事でわかること
- 成行・指値・逆指値の違いと使いどころ
- OCO/IFD/IFO(いわゆるIFD-OCO)の正しい使い分け
- 損切りを「先に置く」事故防止の順番
- よくある注文ミスと回避テンプレ
先に出口を決め、利用できる注文を確認する
- 予定する出口と数量を注文前に決める
- 未保有の現物へ売り注文を単独で出せるとは限らない
- 新規と決済を連動する機能は商品・証券会社ごとに確認する
関連:注文ミスは「操作」だけじゃなく、見にくい環境でも起きる。迷わない環境の型はここにまとめた。
→ おすすめトレード環境テンプレ(王道セット)
成行と指値の違い(結局、どっちが正しい?)
成行は価格を指定せず執行を優先する注文ですが、直ちに全数量が約定する保証はありません。指値は買いの上限・売りの下限を指定する代わりに、未約定が残る場合があります。
- 成行:逃げる(損切り)・ブレイクの勢いに乗るとき
- 指値:押し目/戻りを狙う・コストを抑えたいとき
逆指値(ストップ)は「保険」じゃなく「必須パーツ」
逆指値は、価格がある水準に到達したら発動する注文。
損切りで使うのが基本だが、ブレイクエントリーにも使える。
重要:逆指値は「負けを小さくする」より、次のトレードを可能にするためのものだ。
OCO/IFD/IFOの使い分け(これが分かると一気に楽)
OCO:利確と損切りを同時に置く
OCOは二つの注文を関連付け、一方の約定等を条件に他方を取消す方式です。発動・一部約定時の処理は業者の商品仕様で確認します。
例:買いで入ったあと、
利確:+40円(指値)/損切り:-20円(逆指値)を同時に置く。
IFD:エントリーが刺さったら、次の注文を出す
IFDは、新規注文が約定すると、あらかじめ指定した次の決済注文が発注される方式。決済の利確と損切りを同時に組み合わせる機能はIFD-OCOと区別します。
IFO(IFD-OCO):エントリー+利確+損切りを全部セット
IFO(IFD-OCO)は、新規注文の約定後に決済OCOを連動させる方式です。対応商品、部分約定、注文期限を確認します。
よくある事故パターン(これだけ避ければ勝手に整う)
- 損切りを入れずに入る:最悪のやつ。最初に出口を決める
- 指値が刺さらず追いかけ成行:条件が変わったなら、見送る方が正しい
- 薄い銘柄で成行:スリッページが大きく、戦略が崩れる
- 利確だけ入れて安心する:OCOでセットにする
注文テンプレ(まずはこの2つだけ)
テンプレA:買い約定後に決済OCO
- 買い指値で新規注文
- 約定数量を確認する
- その数量へ利確指値と損切り逆指値をOCOで関連付ける
- 新規から自動化するなら、対応するIFD-OCOを確認する
テンプレB:ブレイク(逆指値エントリー+IFO)
逆指値での新規注文に、決済OCOを連動できるかを確認する。すべての日本株口座に同名機能があるわけではありません。
FAQ
Q. 成行は悪?
A. 悪じゃない。逃げるとき(損切り)は成行が正義になる場面もある。問題は「薄い銘柄」「焦り成行」。
Q. 逆指値は必ず必要?
A. 基本は必要。ギャップや急変で人間は遅れるから、ルールの外付けとして置く。
Q. OCOとIFO、どっちを使う?
A. 既存建玉の決済を二条件で管理するのがOCO、新規から連動するのがIFD-OCO。機能名だけで選ばず、自分の市場と口座で使える条件を確認します。
まとめ
- 予定損失と数量を先に決める
- IFDとIFD-OCOを区別する
- 受付・発動・約定・取消しを注文照会で確認する
- 逆指値は約定価格や最大損失を保証しない
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確認に使った一次資料
制度・仕様の確認日:2026年9月28日。各資料の適用条件と、本文中の筆者の経験・仮定例は分けて記載しています。

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