証券口座の比較って、結局「自分が何をするか」で決まる。
一社で完結させるより、用途で分けたほうがラクなことも多い。
ここでは、SBIと楽天を“判断軸”で分解する。
目次
手数料:いまは“ほぼ標準で0円” ただし前提だけ確認
最近はどちらも「国内株の売買手数料は0円が当たり前」になってきた。
昔の「◯万円まで無料」「1日定額で上限」みたいな枠より、いまはずっとシンプル。
ただし完全に“無条件”ではなくて、無料化に必要な前提だけはある。
ここを押さえればOK。
- SBI証券(ゼロ革命):
「インターネットコースでネット取引」+「各種書面を電子交付」が前提。
これが揃うと、国内株(現物/信用)の売買手数料は約定代金に関係なく0円になる。
※ダイレクト/IFA/対面コースや、電話経由の注文は対象外など例外はある。 - 楽天証券(ゼロコース):
「ゼロコース」を選択し、SOR(Rクロス含む)利用に同意するのが前提。
これで国内株(現物/信用)の売買手数料は約定代金に関係なく0円になる。
※IFA経由など、手数料体系が異なるケースは別。
重要なのは、昔みたいに「無料にするのが難しい」わけじゃないってこと。
どっちも“初期設定を済ませたら、ほぼ常時0円”が基本になってる。
そのうえで注意点を1つだけ。
信用取引は“売買手数料が0円”でも、金利や貸株料などは別でかかる。
(ここを手数料と混ぜると、比較がズレる)
だから今の勝ち筋は、手数料の差で悩むより――
ツールの相性とIPOの運用で選ぶこと。
ツール:チャート/板/発注の“慣れ”が勝ちやすさになる
短期ほど、ツールの操作性が成績に直結する。
見るポイント:
- 板と歩み値の見やすさ
- 逆指値や複合注文の入れやすさ
- アラート・お気に入りの管理
- スマホで同じ運用ができるか
機能の多さより「迷わない画面」が正義。
IPO:資金の置き方と抽選の回し方
IPO目的なら、判断軸はシンプル。
- 取扱いの多さ(応募機会)
- 申込の手間
- 資金拘束の有無/タイミング
- 複数口座で分散できるか
IPOは“確率”のゲーム。
一発逆転より、回数を増やす設計が効く。
結論:用途別のざっくりおすすめ
- デイトレ寄り:発注のしやすさ、板の見やすさ優先
- スイング寄り:手数料より、情報整理と入出金の快適さ
- IPO寄り:取扱いと運用の回しやすさ
迷ったら、まずはメイン1社+サブ1社。
役割を分けるとストレスが減る。
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よくあるミス(ここで崩れる)
- 「手数料0円」だけで決めて、ツールが合わずにストレスで離脱する
- 無料化の前提(SBIの電子交付、楽天のゼロコース/SOR同意)を見落として、気づかず有料で取引する
- IPO目的なのに「取扱い」「申込の手間」「資金拘束のタイミング」を見ずに口座を作る
- 1社で全部やろうとして、結局どれも中途半端になる
- 使う端末(PC/スマホ)を決めずに始めて、発注ミスの原因を作る
口座選びは、勝ち負けより先に“継続”を決める。
続く形にしておくと、判断のブレが減る。
小さなチェックリスト(保存用)
- 国内株手数料の無料化は“設定済み”?
- SBI:インターネットコース+電子交付
- 楽天:ゼロコース+SOR(Rクロス)同意
- 自分の主戦場はどれ?
- 国内株デイトレ / 国内株スイング / 米国株 / 新NISA / IPO
- メインはPC?スマホ?(普段の環境に合う?)
- 「メイン1社+サブ1社」で役割分けできる?
- 手数料以外で譲れない軸はある?(情報、入出金、ポイント、IPO運用)
チェックが少ないほど、迷わない。
迷わないほど、行動が続く。

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