ローソク足の形だけ見てると、相場にからかわれる。
同じ形でも、出た“場所”で意味が変わるから。
この考え方に変えるだけで、パターン暗記が一気に軽くなる。
形より先に“場所”:サポレジの帯が土台
まず場所。
- 重要なサポレジ帯
- キリ番
- 前回高値/安値
- 出来高が重い価格帯
同じ足の形でも、事前に決めた価格帯に対する位置は異なる。帯から遠い足をすべてノイズとは決めず、比較したい条件を先に決める。
ヒゲと実体:四本値から分かる範囲
ローソク足から直接分かるのは始値・高値・安値・終値。値動きの順番や参加者の意図は、この4値だけでは特定できない。
- ヒゲ:実体の外側まで付いた高値・安値。誰が拒否したかは分からない。
- 実体:始値と終値の区間。全参加者がその価格へ合意した証拠ではない。
終値が高値に近いか安値に近いかは観測できる。ただし、次の足の方向や買い手の強さが確定するわけではない。
出来高を重ねる:取引量と形を別々に記録する
出来高は成立した株数などの取引量で、人数ではない。反発と出来高増加が同時にあっても、それだけで本物の反転や参加者の増加を証明しない。
同じ時間幅の足を使い、価格と出来高の組合せを記録する。追加項目が成績へ寄与するかは比較検証する。
実戦テンプレ:反転を“確定”にしない
テンプレ。
1) 重要帯に到達
2) ヒゲ/包み足などで拒否の兆し
3) 次の足でフォロー(高値更新/終値が帯の上)
4) 入るなら損切りは帯の外
5) 利確は次のレジ帯 or R倍数
次の足を待つと、未成立を見送れる一方、価格が遠ざかったり機会を失ったりする。事故や損失が必ず減るとは言えない。
次に読む
まとめ:観測と注文条件を分ける
- 価格帯、足の確定条件、注文、取り消す条件を事前に決める。
- 迷う場合は取引せず記録する選択もある。
- 規則違反の減少と期待値の改善を同一視せず、費用込みの結果を比べる。
相場は毎日ちがう。
でも、手順が同じなら、判断はブレにくい。
同じローソク足でも経路は二つある
仮に始値1,000円、高値1,050円、安値980円、終値1,040円。1,000→980→1,050→1,040の経路も、1,000→1,050→980→1,040の経路も、同じローソク足になる。
利確1,045円・損切り990円を同じ足の中へ置く検証では、どちらが先かで結果が変わる。四本値だけで有利な順序を採用せず、下位足や約定記録で確認できなければ順序不明として扱う。

コメント