情報が多すぎて、何を見ればいいかわからない。
ニュースサイト、SNS、経済指標、企業の決算── 情報源は無数にあります。
しかし、すべてをチェックしていたら、時間がいくらあっても足りません。
トレーダーに必要なのは、「情報の量」ではなく、「情報の質」です。
この記事では、筆者が実践している効率的な情報収集術を詳しく解説します。
【この記事でわかること】
・トレーダーが見るべき情報源
・筆者の1日の情報収集ルーティン
・情報の取捨選択術(ノイズと本質の見分け方)
・効率化ツールの活用法
なぜ情報収集の効率化が必要なのか
情報をたくさん集めれば、勝てるようになる
これは、間違いです。
むしろ、情報が多すぎると、判断が鈍ります。
情報過多の問題
現代は、情報が溢れています。
- ニュースサイトは24時間更新
- SNSでは、リアルタイムで情報が流れる
- 経済指標は毎日発表される
すべてをチェックしていたら、1日が終わってしまいます。
そして、情報が多すぎると、何が重要なのかわからなくなります。
必要なのは「質」
トレーダーに必要なのは、市場を動かす本質的な情報だけです。
- 中央銀行の政策変更
- 主要企業の決算
- 地政学的リスク
- 経済指標の大幅な変化
これらの情報だけを効率的に収集すれば、十分です。
情報収集の効率化は、トレードの質を上げます。
トレーダーが見るべき情報源
ここでは、トレーダーが見るべき情報源を紹介します。
情報源1:ニュースサイト
全体的なニュース:
- NHK
- 朝日新聞
- 毎日新聞
これらのサイトは、政治・社会・経済を広くカバーしています。
朝の段階で、「今日、何が起きているか」を把握するのに適しています。
経済に特化したニュース:
- 日本経済新聞
- ロイター
- Bloomberg
これらは、経済・市場に特化した情報を提供しています。
夜に、「今日の市場を振り返る」際に有用です。
情報源2:SNS
X(旧Twitter)
Xは、リアルタイムの情報が流れます。
- 経済アナリストの見解
- トレーダーのつぶやき
- 速報ニュース
ただし、ノイズも多いため、フォローする人を厳選する必要があります。
筆者は、信頼できるアナリスト、経済記者、プロトレーダーのみをフォローしています。
情報源3:証券会社の情報
証券会社が提供するニュース:
- 楽天証券のiSPEED
- SBI証券のニュース
- TradingViewのニュース
証券会社は、独自のニュースやレポートを提供しています。
特に、銘柄ごとのニュースが一覧で見られるため、スクリーニング後の銘柄チェックに便利です。
筆者は、TradingViewのニュース機能を頻繁に使っています。
情報源4:経済指標カレンダー
主要な経済指標:
- 米国雇用統計
- 消費者物価指数(CPI)
- GDP成長率
- 日銀政策決定会合
これらの経済指標は、市場を大きく動かします。
事前に発表日時を把握しておき、その前後は慎重にトレードする必要があります。
筆者は、TradingViewの経済指標カレンダーを使っています。
筆者の1日の情報収集ルーティン
ここでは、筆者が実際にどう情報を収集しているか、1日のルーティンを紹介します。
朝(7:00〜8:00):全体感を掴む
朝一番にチェックすること:
- NHK、朝日新聞、毎日新聞で全体的なニュースを確認
- 前日の米国株の動き(S&P500、ナスダック)
- 為替レート(ドル円)
- 日経平均先物の動き
朝は、「今日、何が起きているか」を把握する時間です。
政治、社会、経済── すべてを広く浅くチェックします。
米国株や為替レートは連携して動きやすいため当日の日本株がどう動くのか予測をつけやすくなります。
所要時間は、15分程度です。
日中(9:00〜15:00):リアルタイムで追う
日中にチェックすること:
- Xで経済アナリスト、トレーダーのつぶやきを確認
- 証券会社のニュース(楽天証券、TradingView)
- 自分が保有している銘柄の値動き
- 経済指標の発表(ある場合)
日中は、リアルタイムで市場を追う時間です。
ただし、常にチャートを見ているわけではありません。
筆者は、スイングトレードがメインなので、1時間に1回程度チェックすれば十分です。
夜(20:00〜21:00):振り返りと分析
夜にチェックすること:
- 日本経済新聞、ロイターで経済ニュースを深掘り
- 今日の市場の動きを振り返る
- 保有銘柄の決算、ニュースを確認
- 明日の経済指標をチェック
夜は、「今日の市場を振り返り、明日に備える」時間です。
朝は全体的なニュースを見ますが、夜は経済に特化したニュースを見ます。
所要時間は、15分程度です。
合計時間:1日30分程度
朝15分、日中は随時、夜15分── 合計で1日40分程度です。
これだけで、市場の本質的な情報を掴むことができます。
情報収集に時間をかけすぎないことが重要です。
情報の取捨選択術
情報源を絞っても、それでも情報は多いです。
ここでは、情報の取捨選択術を紹介します。
ルール1:「市場を動かす情報」だけを見る
すべてのニュースが、市場を動かすわけではありません。
市場を動かす情報:
- 中央銀行の政策変更
- 主要企業の決算
- 地政学的リスク(戦争、政変など)
- 経済指標の大幅な変化
市場を動かさない情報:
- 芸能ニュース
- スポーツニュース
- 個別企業の人事異動(大企業の社長交代などを除く)
筆者は、ニュースを見る際、「これは市場を動かすか?」を常に考えています。
ルール2:SNSのノイズを避ける
SNSは、リアルタイムで情報が流れますが、ノイズも多いです。
避けるべき情報:
- 根拠のない噂
- 感情的なつぶやき
- 誇張された情報
筆者は、フォローする人を厳選しています。
- 経済アナリスト(実績のある人)
- 経済記者(信頼できるメディアの記者)
- プロトレーダー(実績を公開している人)
こうすることで、ノイズを減らし、質の高い情報だけを得られます。
ルール3:「確認」のためにニュースを見る
ニュースは、トレードのヒントではなく、確認のために見ます。
例えば、
- チャートで「上昇トレンド」を確認
- ニュースで「なぜ上昇しているか」を確認
この順序が重要です。
ニュースが先ではなく、チャートが先です。
ニュースに振り回されると、感情的なトレードになります。
効率化ツールの活用
情報収集を効率化するためのツールを紹介します。
ツール1:RSSリーダー
RSSリーダーは、複数のニュースサイトを一元管理できます。
おすすめRSSリーダー:
- Feedly
- Inoreader
筆者は、Feedlyを使っていました。
日経、ロイター、Bloomberg── これらのサイトをFeedlyに登録しておけば、一つの画面ですべてのニュースを確認できます。
しかし登録しすぎると情報量によって把握がしにくくなることもあるので注意が必要です。
ツール2:アラート機能
TradingViewのアラート機能を活用しましょう。
設定例:
- 株価が移動平均線を上抜けたら通知
- RSIが30以下になったら通知
- 経済指標の発表時に通知
アラートを設定しておけば、常にチャートを見ている必要がありません。
ツール3:経済指標カレンダー
TradingViewの経済指標カレンダーを使えば、重要な経済指標の発表日時を一目で確認できます。
事前に把握しておけば、リスクを避けられます。
まとめ:情報収集は「質」が勝負
情報収集は、量ではなく質が重要です。
この記事のポイントをおさらい
・朝は全体的なニュース(NHK、朝日、毎日)、夜は経済ニュース(日経、ロイター)
・日中はX、証券会社のニュース、TradingViewでリアルタイム追跡
・合計1日30分程度で、市場の本質を掴める
・「市場を動かす情報」だけを見る、SNSのノイズを避ける
筆者も、以前はすべてのニュースをチェックしていました。
しかし、情報が多すぎて、判断が鈍ることに気づきました。
情報収集を効率化してから、トレードの質が上がりました。
まずは、自分の情報収集ルーティンを見直してみましょう。
そして、「市場を動かす情報」だけを厳選して、質の高い情報収集を心がけましょう。
トレードで成功するためには、情報収集と同様に、銘柄選定やリスク管理も重要です。
TradingViewを使った分析方法や、スイングトレードの具体的な戦略については、別の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。



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