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チャートパターン完全ガイド|ダブルトップ・三尊・逆三尊の見分け方

チャートパターンの見分け方を初心者向けに徹底解説。
ダブルトップ、三尊、逆三尊など主要パターンの特徴と実践的な使い方を紹介。
トレードの勝率を上げるポイントも解説します。

目次

前置き

このチャート、前にも見たことあるような…

株やFXでトレードしていると、同じような形で反転・継続するパターンに気づくはずです。
それが「チャートパターン」トレーダーの心理が作り出す、相場の法則です。

私もトレードを続けてきましたが、チャートパターンを理解することはチャートの動きがわかるということです。

この記事では、ダブルトップ、三尊、トライアングルなど、
主要なチャートパターンを初心者にもわかりやすく徹底解説します。

【この記事でわかること】
・主要なチャートパターン10種類の特徴
・反転パターンと継続パターンの違い
・実際のトレードでの活用方法


チャートパターンとは?なぜ重要なのか

チャートパターンとは、価格の動きが作り出す「形」のことです。
なぜ同じパターンが繰り返されるのか? それは、相場を動かしているのが「人間の心理」だからです。

高値で買ってしまった・・・早く逃げたい

そろそろ反転するかも・・・

こうした投資家の心理が積み重なり、チャート上に特定のパターンとして現れます。

チャートパターンを知ることで得られるメリットは3つあります。

1つめはエントリータイミングがわかることです。
パターン完成後のブレイクアウトで仕掛けられるため、タイミングがわかります。

2つめとして損切りラインが明確になります。
パターンが崩れることは予想外れのサインになるため損切りしやすくなります。

最後としては利益目標を立てやすくなります。
多くのパターンには「値幅測定」の方法があるため、どれくらい価格が動くのかがわかりやすくなります。
そのため利益目標も見えやすくなるのです。

それでは、具体的なパターンを見ていきましょう。

【反転パターン】トレンド転換を示すサイン

チャートパターンには種類があり、トレンド転換を示す反転パターンとトレンドの継続を示す継続パターンの二種類が存在します。

ここではトレンド転換を示す反転パターンについて説明していきます。

ダブルトップ(天井圏の反転サイン)

ダブルトップは、上昇トレンドの終盤で出現する代表的な天井サインです。

形状の特徴

チャートに2つの山(ピーク)ができ、その間に谷ができる形です。
2つの山の高さはほぼ同じ水準(同価格帯)になります。
谷の部分の価格ラインを「ネックライン」と呼びます。

成立条件

ダブルトップが完成するのは、価格がネックラインを下抜けたときです。
それまでは「ダブルトップになりそう」という段階で、確定ではありません。

2つ目の山をつけた後、ネックラインを割り込むと、
「もう上がらないのでは?」という投資家心理が働き、売りが加速します。

トレードでの使い方

トレードでは損切りラインと売りのエントリーとして使えます。

買いの場合はネックラインを割り込むと損切りラインとして使います。エントリーとしてはネックラインでのエントリーができるとよいでしょう。
売りの場合はエントリーをネックライン割れを確認してからエントリーするのが教科書的になります。
売りの損切りは2つめの山の高値を超えると損切りにするとよいでしょう。

利益目標としてはネックラインから山までの高さ分下に測定することでどこまでさがるのか図ることができます。

注意点:ダマシに気をつける

ネックラインを少し割っただけですぐ戻ってしまう「ダマシ」もあります。
出来高を確認しましょう。ネックライン割れ時に出来高が増えていれば、
本物のブレイクアウトである可能性が高まります。

ダブルボトム(底値圏の反転サイン)

ダブルボトムは、下降トレンドの終盤で出現する底値サインです。
ダブルトップの逆パターンになります。

形状の特徴

チャートに2つの谷(ボトム)ができ、その間に山ができる形です。
2つの谷の安値はほぼ同じ水準(同価格帯)になります。
山の部分の価格ラインを「ネックライン」と呼びます。

成立条件

ダブルボトムが完成するのは、価格がネックラインを上抜けたときです。
それまでは「ダブルボトムになりそう」という段階で、確定ではありません。

2つ目の谷をつけた後、ネックラインを突破すると、
「もう下がらないのでは?」という投資家心理が働き、買いが加速します。

トレードでの使い方

トレードでは損切りラインと買いのエントリーとして使えます。

売りの場合はネックラインを上抜けると損切りラインとして使います。

買いの場合はエントリーをネックライン突破を確認してからエントリーするのが教科書的になります。
買いの損切りは2つめの谷の安値を下回ると損切りにするとよいでしょう。

利益目標としてはネックラインから谷までの高さ分上に測定することでどこまで上がるのか図ることができます。

ダブルトップとの違い

天井で出るか、底値で出るかが大きな違いです。
ダブルボトムは「これ以上下がらない」というサポートラインの確認にもなります。

三尊(ヘッドアンドショルダー)

三尊は「最強の天井サイン」と言われる、信頼性の高い反転パターンです。
英語では「ヘッドアンドショルダー(頭と肩)」と呼ばれます。

形状の特徴

3つの山ができ、真ん中の山が一番高くなります。
左の山を「左肩」、真ん中の山を「頭」、右の山を「右肩」と呼びます。
2つの谷を結んだラインが「ネックライン」になります。

理想的な三尊は、左肩と右肩の高さがほぼ同じになりますが、
多少のズレがあっても三尊として機能します。

成立条件

三尊が完成するのは、価格がネックラインを下抜けたときです。
3つの山ができた段階では、まだ「三尊になりそう」という状態です。

なぜ最強の天井サインなのか?

ダブルトップが「2回高値を試して失敗」なのに対し、三尊は「3回高値を試して失敗」を意味します。
これは上昇の力が完全に尽きたサインとして、市場参加者に強く意識されます。

トレードでの使い方

売りエントリーはネックライン割れを確認してから行います。
損切りラインは右肩の高値、または頭の高値を超えたときに設定します。

利益目標は、頭の高値からネックラインまでの高さ分を、
ネックラインから下に測定することで算出できます。

出来高にも注目

理想的な三尊では、左肩で出来高が多く、頭で減少、右肩でさらに減少します。
これは買いの勢いが弱まっている証拠です。

逆三尊(逆ヘッドアンドショルダー)

逆三尊は、三尊の逆パターンで、底値圏で出現する強い買いサインです。
英語では「インバース・ヘッドアンドショルダー」と呼ばれます。

形状の特徴

3つの谷ができ、真ん中の谷が一番深くなります。
左の谷を「左肩」、真ん中の谷を「頭」、右の谷を「右肩」と呼びます。
2つの山を結んだラインが「ネックライン」になります。

成立条件

逆三尊が完成するのは、価格がネックラインを上抜けたときです。
これは「もう下がらない」という強い買いサインになります。

トレードでの使い方

買いエントリーはネックライン突破を確認してから行います。
損切りラインは右肩の安値、または頭の安値を下回ったときに設定します。

利益目標は、頭の安値からネックラインまでの高さ分を、
ネックラインから上に測定することで算出できます。

三尊との違い

天井で出るか、底値で出るかが大きな違いです。
逆三尊は「3回安値を試しても下がらなかった」という底固めの証拠であり、
その後の上昇期待が高いパターンです。

【継続パターン】トレンドが続くサイン

反転パターンがトレンドの終わりを示すのに対し、
継続・保ち合いパターンはトレンドの途中で出現します。

このパターンには大きく分けて2つのタイプがあります。

【継続パターン】

元のトレンド方向に戻る可能性が高いパターンです。
強いトレンドの途中で一時的に休憩を入れ、その後、再び元の方向に動き出します。
フラッグ、ペナント、カップアンドハンドルなどが該当します。

【保ち合いパターン】

上にも下にも抜ける可能性があるパターンです。
どちらの方向にブレイクアウトするかを見極める必要があります。
トライアングル、レクタングル、ウェッジなどが該当します。

継続パターンを見つけることで、トレンドの押し目や戻り目を狙ったエントリーができます。
保ち合いパターンを見つけることで、ブレイクアウトの方向に乗ることができます。

ここでは主要な継続・保ち合いパターンを紹介していきます。

カップアンドハンドル【継続パターン】

カップアンドハンドルは、上昇トレンドの途中で出現する継続パターンです。
コーヒーカップのような形をしていることから、この名前がつきました。

形状の特徴

まず、丸い底を作ります(カップ部分)。
その後、横ばいか軽い下落で小さな調整が入ります(ハンドル部分)。
カップは「U字型」の緩やかな底が理想的です。V字型の急激な底よりも信頼性が高くなります。

成立条件

ハンドル部分を上抜けたときに、パターンが完成します。
この時、出来高が増加していれば、より信頼性の高いブレイクアウトになります。

なぜ強い上昇が期待できるのか?

カップ部分で調整を終え、ハンドル部分で最後の売り圧力を吸収します。
その後のブレイクアウトでは、売り圧力が枯渇しているため、
強い上昇トレンドが継続しやすくなります。

トレードでの使い方

買いエントリーはハンドル部分の高値を上抜けたときに行います。
損切りラインはハンドル部分の安値に設定します。

フラッグ(旗)【保ち合いパターン】

フラッグは、強いトレンドの途中で出現する短期的な調整パターンです。
旗のような形をしていることから、この名前がつきました。

形状の特徴

急激な上昇(または下降)の後、斜めの平行チャネルで調整が入ります。
上昇トレンド中のフラッグは、やや下向きの平行チャネルになります。
下降トレンド中のフラッグは、やや上向きの平行チャネルになります。

成立条件

フラッグのチャネルを抜けたときに、元のトレンド方向へのブレイクアウトが起こります。
上昇フラッグなら上抜け、下降フラッグなら下抜けが典型的です。

トレードでの使い方

上昇フラッグの場合、フラッグ上限を上抜けたときが買いエントリーのポイントです。
損切りラインはフラッグ下限に設定します。

利益目標は、フラッグ形成前の急上昇(旗竿)の長さ分を、
ブレイクアウトポイントから測定することで算出できます。

注意点

フラッグは比較的短期間(数日~2週間程度)で形成されることが多く、
長引くとパターンの信頼性が低下します。

ペナント(三角持ち合い)【保ち合いパターン】

ペナントは、フラッグと同じく強いトレンドの途中で出現する調整パターンです。
三角形の旗(ペナント)のような形をしています。

形状の特徴

急激な上昇(または下降)の後、高値が切り下がり、安値が切り上がる形で、
価格が三角形に収束していきます。
フラッグが平行チャネルなのに対し、ペナントは収束する三角形になるのが違いです。

成立条件

三角形の頂点に近づくにつれて、値動きが小さくなり、エネルギーが蓄積されます。
その後、三角形を上抜けまたは下抜けすることで、元のトレンド方向に動き出します。

トレードでの使い方

上昇ペナントの場合、三角形の上限を上抜けたときが買いエントリーのポイントです。
損切りラインは三角形の下限、または直近の安値に設定します。

利益目標は、ペナント形成前の急上昇(旗竿)の長さ分を、
ブレイクアウトポイントから測定することで算出できます。

フラッグとの使い分け

フラッグは平行チャネル、ペナントは収束する三角形。
どちらも継続パターンですが、ペナントの方が値幅が収縮していくのが特徴です。

ウェッジ(くさび形)【上昇・保ち合いパターン】

ウェッジは、くさび(wedge)のような形をした、継続にも反転にもなるパターンです。
ペナントと似ていますが、明確な角度(上昇または下降)があるのが特徴です。

形状の特徴

高値も安値も切り上げる(または切り下げる)形で、
価格が斜めの三角形に収束していきます。
ペナントが水平方向に収束するのに対し、ウェッジは斜め方向に収束します。

上昇ウェッジ(ライジングウェッジ)

高値も安値も切り上げていきますが、やがて失速し下落に転じやすいパターンです。
上昇トレンド末期に出現すると、天井サインになります。
下降トレンド途中に出現すると、戻り売りのポイントになります。

下降ウェッジ(フォーリングウェッジ)

高値も安値も切り下げていきますが、やがて反転し上昇に転じやすいパターンです。
下降トレンド末期に出現すると、底値サインになります。
上昇トレンド途中に出現すると、押し目買いのポイントになります。

トレードでの使い方

ウェッジをブレイクアウトした方向にエントリーします。
上昇ウェッジを下抜けたら売り、下降ウェッジを上抜けたら買いです。
損切りラインはウェッジの反対側に設定します。

注意点

ウェッジは継続にも反転にもなるため、どのトレンドのどの位置で出現したかを
しっかり確認する必要があります。

トライアングル(三角保ち合い)【保ち合いパターン】

トライアングルは、高値と安値が徐々に収束していく三角形の保ち合いパターンです。
どちらの方向にブレイクアウトするかで、トレンドの方向が決まります。

上昇三角形(アセンディングトライアングル)

上値抵抗線が水平で、安値が切り上がっていく形です。
上値が抑えられているものの、買い圧力が強まっている状態を示します。
上抜けする可能性が高く、強気のパターンとされています。

下降三角形(ディセンディングトライアングル)

下値支持線が水平で、高値が切り下がっていく形です。
下値が支えられているものの、売り圧力が強まっている状態を示します。
下抜けする可能性が高く、弱気のパターンとされています。

シンメトリカルトライアングル(対称三角形)

高値も安値も収束していく形で、方向性が不明確なパターンです。
どちらに抜けるかはブレイクアウトを待つ必要があります。

トレードでの使い方

三角形の上限または下限を抜けた方向にエントリーします。
上昇三角形なら上抜け待ち、下降三角形なら下抜け待ちが基本です。
損切りラインは三角形の反対側、または三角形の中に戻ったときに設定します。

利益目標は、三角形の一番広い部分(底辺)の高さ分を、
ブレイクアウトポイントから測定することで算出できます。

レクタングル(ボックス)【保ち合いパターン】

レクタングルは、価格が水平のレンジ内で上下する、長方形(四角形)のパターンです。
いわゆる「ボックス相場」「もみ合い」と呼ばれる状態です。

形状の特徴

上限(レジスタンスライン)と下限(サポートライン)がほぼ水平になり、
価格がその間を何度も行ったり来たりします。
買いと売りの力が拮抗している状態を示します。

成立条件

最低でも2回以上、上限と下限にタッチすることでパターンが確認できます。
回数が多いほど、ブレイクアウト時の信頼性が高まります。

トレードでの使い方①:レンジ内での売買

レクタングル内では、下限で買い、上限で売るという短期売買が可能です。
ただし、ブレイクアウトのリスクがあるため、損切りは必須です。

トレードでの使い方②:ブレイクアウト狙い

上限または下限を明確に抜けた方向にエントリーします。
上抜けなら買い、下抜けなら売りです。
損切りラインはレクタングルの反対側に設定します。

利益目標は、レクタングルの高さ分を、
ブレイクアウトポイントから測定することで算出できます。

注意点

レクタングルは長く続くほど、ブレイクアウト時の値動きが大きくなる傾向があります。
出来高が減少している場合は、大きな動きが近い可能性があります。

チャートパターンを実践で使う3つのコツ

チャートパターンを知っていても、実際のトレードで試して活かしてみる必要があります。
ここでは、パターンを実践で使うための重要なコツを3つ紹介します。

【コツ1:出来高を必ず確認する】

チャートパターンの信頼性を高める最も重要な要素が出来高です。

ブレイクアウト時に出来高が増加していれば、本物の可能性が高まります。
逆に、出来高が少ないブレイクアウトは「ダマシ」になりやすいため注意が必要です。

特に、三尊やダブルトップでは、パターン形成中の出来高の変化にも注目しましょう。
理想的には、パターンの後半になるにつれて出来高が減少し、
ブレイクアウト時に急増するという流れです。

【コツ2:時間軸を複数見る】

日足だけでなく、週足や月足も確認することで、より大きなトレンドの中での位置を把握できます。

例えば、日足でダブルトップが出現していても、
週足では上昇トレンドの途中であれば、単なる調整に過ぎない可能性があります。

複数の時間軸で同じパターンが確認できると、信頼性が大きく高まります。

【コツ3:他のインジケーターと組み合わせる】

チャートパターンだけに頼らず、RSI、MACD、移動平均線などの
テクニカル指標と組み合わせることで、精度が向上します。

例えば、三尊が完成したときにRSIが70以上(買われすぎ)であれば、
下落の可能性がさらに高まります。

より高度な分析手法を学びたい方は、TPO分析やボリュームフットプリントなどの
プロが使う手法もおすすめです。

■ H2: チャートパターン分析におすすめのツール(300文字)

Tradingviewは世界で一番トレーダーに愛されているチャートツールです。

多種多様なインジケーターやローソク足を使うことができ、今回説明したチャートパターンを検出してくれる機能もあります。

まとめ:チャートパターンで勝率を上げよう

この記事では、主要なチャートパターン10種類を紹介しました。

【反転パターン】
・ダブルトップ、ダブルボトム
・三尊、逆三尊

【継続・保ち合いパターン】
・フラッグ、ペナント
・カップアンドハンドル
・ウェッジ、トライアングル、レクタングル

チャートパターンは、投資家心理が作り出す相場の法則です。
これらのパターンを理解することで、エントリータイミング、損切りライン、
利益目標を明確にすることができます。

ただし、チャートパターンは絶対ではありません。
必ず出来高を確認し、複数の時間軸でチェックし、
他のテクニカル指標と組み合わせて使いましょう。

そして最も重要なのは、リスク管理です。
どんなに完璧に見えるパターンでも、必ず損切りラインを設定し、
資金管理を徹底してください。

チャートパターンをマスターして、勝率の高いトレードを目指しましょう。

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この記事を書いた人

投資歴10年。様々なインジケーターや分析サイトを駆使し市場と向き合ってきた

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