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ピボットとは|海外で人気だが日本市場では機能しにくい指標

ピボット(Pivot Point)は、海外のトレーダー、特にFXトレーダーに人気のあるテクニカル指標です。

前日の高値・安値・終値から、翌日のサポート・レジスタンスラインを計算します。

日本ではあまり知られていませんが、海外では多くのトレーダーが意識している価格帯とされています。

しかし、筆者が実際に日本株で試してみたところ、思ったほど機能していないと感じました。

この記事では、ピボットの基本的な計算方法と、実際に使ってみた感想を正直に解説します。

【この記事でわかること】

  • ピボットの基本的な計算方法
  • サポート・レジスタンスラインの見方
  • なぜ日本市場では機能しにくいか
  • 筆者が使わない理由
目次

ピボットとは

ピボット(Pivot Point)は、前日の高値・安値・終値から、翌日の価格の目安となるラインを計算するテクニカル指標です。

1930年代にフロアトレーダーが使い始めたとされ、特にFX市場で人気があります。

ピボットの考え方は、「前日の価格から、今日のサポート・レジスタンスを予測する」というものです。

多くのトレーダーがピボットを意識すれば、そのラインで実際に価格が反応する「自己実現的な側面」があるとされています。


ピボットの計算方法

ピボットは、以下の式で計算されます。

ピボットポイント(PP) PP = (前日高値 + 前日安値 + 前日終値) ÷ 3

レジスタンス1(R1) R1 = PP × 2 – 前日安値

レジスタンス2(R2) R2 = PP + (前日高値 – 前日安値)

サポート1(S1) S1 = PP × 2 – 前日高値

サポート2(S2) S2 = PP – (前日高値 – 前日安値)

これらのラインが、翌日のサポート・レジスタンスとして機能すると考えられています。


サポート・レジスタンスラインの見方

ピボットで計算された各ラインは、以下のように使われます。

ピボットポイント(PP)より上 強気相場。買い目線。

ピボットポイント(PP)より下 弱気相場。売り目線。

レジスタンス1(R1)、レジスタンス2(R2) 上値抵抗線。この価格帯で売り圧力が強まると予想される。

サポート1(S1)、サポート2(S2) 下値支持線。この価格帯で買い圧力が強まると予想される。

トレーダーは、これらのラインを目安にエントリー・エグジットを判断します。


実際に使ってみた感想

筆者も、ピボットを日本株で試してみました。

チャートにピボットラインを表示させて、実際にそのラインで価格が反応するかを観察しました。

結論:あまり機能していない

正直なところ、日本株ではピボットラインで価格が反応することは少なかったです。

「R1で跳ね返される」「S1で反発する」といった動きは、思ったほど見られませんでした。

サポート・レジスタンスとして意識されているようには感じられず、筆者は使うのをやめました。


なぜ日本市場では機能しにくいか

ピボットが日本市場で機能しにくい理由は、いくつか考えられます。

日本のトレーダーがあまり使っていない

ピボットは、多くのトレーダーが意識することで機能する「自己実現的」な指標です。

しかし、日本のトレーダーはピボットをあまり使っていないため、そのラインが意識されにくいのかもしれません。

FX向けの指標

ピボットはもともとFX市場で人気があります。

FXは24時間取引で、前日の高値・安値・終値が明確に定義されます。

しかし、株式市場は取引時間が限られており、前日の価格だけで翌日を予測するのは難しいのかもしれません。

日本株は個別性が強い

日本株は、決算や業績、ニュースなど、個別要因で価格が動くことが多いです。

前日の価格だけで計算されるピボットでは、これらの要因を捉えきれません。


まとめ:知識として知っておくが、優先度は低い

ピボットは、海外のトレーダーに人気のある指標です。

しかし、日本市場では思ったほど機能していないと感じました。

この記事のポイントをおさらい

  • ピボットは前日の価格から翌日のサポレジを計算する
  • FX市場では人気があるが、日本株ではあまり機能しない
  • 筆者も試したが、サポレジとして意識された動きはしていなかった
  • 知識として知っておく価値はあるが、優先度は低い

ピボットを使うかどうかは、トレードする市場やスタイルによります。

FXトレーダーなら試してみる価値があるかもしれません。

しかし、日本株のスイングトレードでは、他のテクニカル指標(移動平均線、RSI、チャートパターンなど)を優先した方が良いと筆者は考えています。

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この記事を書いた人

投資歴10年。様々なインジケーターや分析サイトを駆使し市場と向き合ってきた

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