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複数証券口座の使い分け戦略|7口座を駆使する実践的な活用術

証券口座、1つだけで満足していませんか?

メイン口座があれば十分

複数持っても管理が大変そう

そう思っている方も多いでしょう。

しかし、筆者は現在7つの証券口座を開設しています。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、moomoo証券、大和証券、野村證券──

もちろん今は使ってない物もありますが、それぞれの口座には、明確な役割があります。

この記事では、なぜ複数の証券口座が必要なのか、そして筆者が実際にどう使い分けているのかを詳しく解説します。

【この記事でわかること】
・なぜ複数の証券口座が必要なのか
・筆者の7口座それぞれの使い分け戦略
・目的別のおすすめ口座組み合わせ
・複数口座を効率的に管理するコツ

目次

なぜ複数の証券口座が必要なのか

証券口座は1つあれば十分では?

確かに、1つの口座でも取引はできます。

しかし、複数の口座を持つことには、明確なメリットがあります。

メリット1:システム障害リスクの分散

証券会社のシステム障害は、決して珍しくありません。

2023年には、複数の大手証券会社でシステム障害が発生し、取引ができない事態が起きました。

もし、メイン口座だけしか持っていなかったら、その間は完全に取引ができません。

複数の口座を持っていれば、1つの口座がダウンしても、別の口座で取引を続けられます。

特に、相場が大きく動いているときにシステム障害が起きると、大きな機会損失になります。

リスク分散は、トレーダーの基本です。

メリット2:各社の強みを活かせる

証券会社には、それぞれ強みがあります。

  • 手数料が安い
  • アプリが使いやすい
  • 投資信託の品揃えが豊富
  • 米国株の取扱銘柄が多い
  • データ・分析ツールが充実

すべての分野で最強の証券会社は、存在しません。

複数の口座を持つことで、各社の強みを使い分けられます。

メリット3:キャンペーン・ポイント活用

証券会社は、定期的にキャンペーンを実施しています。

  • 口座開設で現金プレゼント
  • 取引手数料キャッシュバック
  • ポイント還元

これらのキャンペーンは、既存顧客ではなく、新規顧客向けのものが多いです。

複数の口座を持っていれば、こうしたキャンペーンを有効活用できます。

メリット4:NISA・iDeCoの使い分け

NISA口座は、1つの証券会社でしか開設できません。

しかし、一般口座や特定口座は、複数の証券会社で開設できます。

例えば、

  • NISA口座:A証券(投資信託用)
  • 一般口座:B証券(日本株スイングトレード用)
  • 一般口座:C証券(米国株用)

このように使い分けることで、それぞれの目的に最適な証券会社を選べます。

筆者の7口座使い分け戦略

ここからは、筆者が実際にどう使い分けているのか、具体的に紹介します。

口座1:楽天証券(メイン) – 日本株スイングトレード

使用目的:日本株のスイングトレード

楽天証券を現在のメイン口座としている理由は、2つあります。

理由1:手数料が安い

楽天証券の手数料は、業界最安水準です。

特に、「ゼロコース」であれば国内株式(現物・信用)の売買手数料を金額にかかわらず完全無料にしています。

スイングトレードの場合、1日に複数回エントリー・エグジットすることもあります。

手数料が安いことは、長期的に見ると大きな差になります。

理由2:アプリのデザインが使いやすい

楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は、デザインが洗練されていて、直感的に操作できます。

チャート表示、注文、口座管理── すべてがスムーズです。

筆者は、移動中や外出先でもトレードすることがあります。

スマホでの使いやすさは、非常に重要です。

口座2:SBI証券(旧メイン) – 投資信託

使用目的:投資信託

SBI証券は、以前はメイン口座として使っていました。

しかし、現在は投資信託専用口座として使っています。

SBI証券の強み:投資信託の品揃え

SBI証券は、投資信託の取扱本数がトップクラスです。

eMAXIS Slim、楽天・バンガード、SBI・Vシリーズ── 主要なインデックスファンドがすべて揃っています。

また、投信マイレージサービスで、保有額に応じてポイントが貯まります。

なぜメインから外したのか:行政処分

2023年、SBI証券は金融庁から業務改善命令を受けました。

顧客情報の管理体制に問題があったためです。

筆者は、この行政処分を受けて、メイン口座を楽天証券に移行しました。

ただし、投資信託の品揃えと使い勝手は依然として優れているため、投資信託専用口座として使い続けています。

感情的に「もう使わない」ではなく、使える部分は使う──この判断が重要です。

口座3・4:マネックス証券 → moomoo証券 – 米国株

使用目的:米国株

筆者は、以前はマネックス証券で米国株を取引していました。

しかし、現在はmoomoo証券に移行しています。

マネックス証券の特徴

マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が多く、手数料も比較的安いです。

また、銘柄スカウター(分析ツール)が充実しています。

筆者は、投資信託から米国株への移行期に、マネックス証券を使っていました。

moomoo証券への移行理由

moomoo証券は、近年急成長している証券会社です。

米国株の取引手数料が無料(為替手数料のみ)であり、リアルタイムの市場データが充実しています。

また、アプリのUIが優れていて、米国株の情報収集がしやすいです。

筆者は、米国株の取引頻度が増えたため、手数料面でより有利なmoomoo証券に移行しました。

moomoo証券

口座5:松井証券 – 過去に使用

使用目的:過去のデータ重視トレード

松井証券は、筆者が若い頃に使っていた口座です。

当時、松井証券を選んだ理由は、2つありました。

理由1:手数料が安かった

松井証券は、25歳以下なら手数料無料でした。

少額でトレードを始めた筆者にとって、これは大きなメリットでした。

理由2:データが豊富

松井証券は、銘柄情報、ランキング、スクリーニング機能が充実していました。

特に、「ネットストック・ハイスピード」(PCツール)は、データ分析に優れていました。

現在は、他の証券会社のツールが充実してきたため、松井証券の使用頻度は減っています。

しかし、過去の取引履歴が残っているため、口座は維持しています。

松井証券の日本株取引~手数料0円から~

口座6・7:大和証券・野村證券 – 国債購入

使用目的:国債購入

大和証券と野村證券は、筆者がネット証券を使う前から持っていた口座です。

対面証券の役割

大和証券と野村證券は、対面型の証券会社です。

店舗で担当者と相談しながら取引できます。

筆者は、これらの口座を国債購入専用として使っています。

国債は、リスクが低く、安定した利回りが得られる商品です。

トレード用の口座とは別に、国債用の口座を持つことで、リスク資産とリスク回避資産を明確に分けています。

対面証券のメリット

ネット証券全盛の時代ですが、対面証券にもメリットがあります。

  • 担当者に相談できる
  • 店舗で手続きができる
  • 信頼性が高い

特に、大きな金額を扱う場合や、相続・贈与などの複雑な手続きが必要な場合は、対面証券が安心です。

目的別おすすめ口座組み合わせ

「7口座も必要ないんだけど…」

確かに、すべての人が7口座を持つ必要はありません。

ここでは、目的別のおすすめ組み合わせを紹介します。

初心者:2口座から始める

おすすめ組み合わせ:

  • 楽天証券 or SBI証券(メイン)
  • 松井証券 or マネックス証券(サブ)

初心者は、まず2口座から始めましょう。

メイン口座として、楽天証券かSBI証券のどちらかを選びます。

どちらも大手で、手数料が安く、ツールが充実しています。

サブ口座として、松井証券かマネックス証券を持っておくと、システム障害時のリスク分散になります。

中級者:3〜4口座で分散

おすすめ組み合わせ:

  • 楽天証券(日本株スイングトレード)
  • SBI証券(投資信託・NISA)
  • マネックス証券 or moomoo証券(米国株)
  • 松井証券(データ分析・サブ)

中級者は、目的別に口座を使い分けます。

日本株、投資信託、米国株── それぞれに最適な証券会社を選びます。

上級者:5口座以上で専門化

おすすめ組み合わせ:

  • 楽天証券(日本株スイングトレード)
  • SBI証券(投資信託・NISA)
  • moomoo証券(米国株)
  • 松井証券(データ分析)
  • 大和証券 or 野村證券(国債・債券)
  • その他(FX専用口座など)

上級者は、さらに専門化します。

FX、先物・オプション、債券── これらにも専用口座を持つことで、それぞれの分野で最適な環境を構築できます。

複数口座管理のコツ

「複数の口座を持つと、管理が大変そう…」

確かに、管理の手間は増えます。

しかし、以下のコツを押さえれば、効率的に管理できます。

コツ1:資金配分を明確にする

複数の口座に資金を分散する際は、事前に配分を決めておきます。

例えば、

  • 楽天証券(日本株):資金の50%
  • SBI証券(投資信託):資金の30%
  • moomoo証券(米国株):資金の20%

このように、資金配分を明確にしておくことで、管理がしやすくなります。

コツ2:メイン口座とサブ口座を分ける

すべての口座を同じように使うのではなく、メイン口座とサブ口座を分けます。

メイン口座:日常的に使う口座(1〜2口座) サブ口座:特定の目的やリスク分散用(3〜5口座)

メイン口座だけを頻繁にチェックし、サブ口座は週1回程度の確認で十分です。

コツ3:口座管理アプリを使う

複数の口座を一元管理できるアプリを使いましょう。

例えば、

  • マネーフォワード ME
  • Moneytree
  • Zaim

これらのアプリは、複数の証券口座を連携して、資産全体を可視化できます。

コツ4:使わない口座は解約も検討

「とりあえず開設したけど、使ってない」

こういう口座は、解約を検討しましょう。

口座が多すぎると、管理の手間が増えるだけでなく、セキュリティリスクも高まります。

筆者も、過去には10口座以上持っていましたが、使わない口座は整理しました。

必要な口座だけを残す──これが重要です。

まとめ:複数口座で可能性を広げる

複数の証券口座を持つことは、リスク分散だけでなく、各社の強みを活かせるメリットがあります。

この記事のポイントをおさらい
・システム障害リスクの分散、各社の強みを活かせる
・筆者は7口座を使い分け(楽天メイン、SBI投信、moomoo米国株など)
・初心者は2口座、中級者は3〜4口座、上級者は5口座以上
・資金配分を明確にし、メイン・サブを分けて管理

筆者も、最初は1つの口座から始めました。

しかし、トレードの経験を積むにつれて、目的別に口座を使い分ける重要性に気づきました。

まずは、2つの口座から始めてみましょう。

そして、自分のトレードスタイルに合わせて、徐々に口座を増やしていく──

この柔軟性が、長期的な成功につながります。

証券口座選びと同様に、銘柄選定やトレード手法も重要です。
スイングトレードの具体的な戦略や、TradingViewを使った分析方法については、別の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

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この記事を書いた人

投資歴10年。様々なインジケーターや分析サイトを駆使し市場と向き合ってきた

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