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銘柄スクリーニングの実践テクニック|4000銘柄から勝てる候補を見つける方法

日本株は、約4000銘柄あります。

この中から、トレード対象を選ぶ── どうやって選びますか?

なんとなく上がりそうな銘柄

ニュースで話題になっている銘柄

知っている企業の銘柄

こういった曖昧な基準で選んでいませんか?

筆者も、以前はそうでした。
これも間違いではありません。

しかし、スクリーニングの条件を明確にしてから、トレードの質が変わりました。

再現性のある銘柄選定ができるようになったのです。

この記事では、筆者が実際に使っているスクリーニング条件と、絞り込みの実践テクニックを詳しく解説します。

【この記事でわかること】
・なぜスクリーニングが重要なのか
・スクリーニングの基本的な考え方
・筆者が実際に使っている具体的な条件(出来高、時価総額、値動き)
・避けるべき銘柄の特徴
・50〜100銘柄から最終候補5〜10銘柄への絞り込み方

目次

なぜスクリーニングが重要なのか

4000近くある銘柄を、全部チェックするのは不可能です。

仮に1銘柄あたり1分かけても、4000分 = 約67時間かかります。

これでは、トレードどころではありません。

スクリーニングが重要な理由は、以下の3つです。

理由1:時間効率

スクリーニングを使えば、条件に合った銘柄だけを抽出できます。

4000銘柄→50〜100銘柄に絞り込むことで、トレード候補を効率的に見つけられます。

理由2:再現性

「なんとなく」で選んだ銘柄は、再現性がありません。

今日はこの銘柄、明日はあの銘柄── こういった選び方では、トレードのルールが定まりません。

スクリーニング条件を決めれば、毎回同じ基準で銘柄を選べます。

理由3:感情排除

この銘柄、なんか上がりそう

ニュースで話題だから買おう

こういった感情的な判断を防げます。

スクリーニング条件をクリアした銘柄だけを見る── これにより、冷静な判断ができるようになります。

スクリーニングの基本的な考え方

スクリーニングの考え方は、シンプルです。

「避けたい銘柄」を除外する。

これだけです。

「買いたい銘柄」ではなく「避けたい銘柄」を考える

多くの人は、「買いたい銘柄」を探そうとします。

しかし、これは難しいです。

なぜなら、「買いたい銘柄」の条件は、相場によって変わるからです。

上昇相場なら、勢いのある銘柄。
下降相場なら、下げ止まりそうな銘柄。

こういった条件は、柔軟に変える必要があります。

一方、「避けたい銘柄」の条件は、どんな相場でも変わりません。

  • 流動性が低い銘柄は、避ける。
  • 時価総額が小さすぎる銘柄は、避ける。
  • 急騰後の銘柄は、避ける。

これらは、相場に関係なく、常に避けるべき条件です。

まずは、「避けたい銘柄」を除外する。
残った銘柄の中から、トレード候補を探す。

この順序が重要です。

流動性は最重要

スクリーニングで最も重要なのは、流動性です。

流動性とは、「どれだけ活発に売買されているか」を示す指標です。

流動性が低い銘柄は、以下のリスクがあります。

  • 売りたいときに、売れない
  • 買いたいときに、買えない
  • スプレッド(売値と買値の差)が大きい

筆者は、スイングトレードを前提としているため、流動性を重視しています。

流動性が低い銘柄では、エントリー・エグジットが思い通りにできません。

自分のトレードスタイルに合った条件

スクリーニング条件は、自分のトレードスタイルに合わせて設定します。

デイトレードなら、値動きが大きい銘柄。 スイングトレードなら、中期的なトレンドがある銘柄。

筆者は、スイングトレードがメインなので、以下の条件を重視しています。

  • 流動性がある(出来高)
  • 時価総額が一定以上(仕手株回避)
  • 値動きがある(ボラティリティ)

筆者の実践的なスクリーニング条件

ここからは、筆者が実際に使っているスクリーニング条件を公開します。

条件1:出来高 300百万円以上

出来高(金額ベース)は、3億円以上。

これは、流動性を確保するための条件です。

出来高が少ない銘柄は、売買が成立しにくく、スプレッドも大きくなります。

3億円以上の出来高があれば、スイングトレードで十分な流動性が確保できます。

条件2:時価総額 500億円以上

時価総額は、500億円以上。

これは、仕手株を避けるための条件です。

時価総額が小さい銘柄は、少額の資金で株価が動きやすく、仕手化するリスクがあります。

500億円以上あれば、ある程度の安定性が期待できます。

ただし、これは絶対的な基準ではありません。

成長株やテーマ株の場合、時価総額が小さくてもトレード対象になることがあります。

あくまで、「基本的な除外条件」として設定しています。

条件3:値動き 1%以上

前日比で1%以上の値動きがある銘柄。

これは、ボラティリティを確保するための条件です。

値動きが小さい銘柄は、利益を出しにくいです。

1%以上の値動きがあれば、スイングトレードで十分な利益が狙えます。

条件4:テクニカル条件

基本的な除外条件をクリアした銘柄に対して、テクニカル条件を追加します。

例えば、

  • 移動平均線:25日線より上
  • RSI:30〜70
  • MACD:ゴールデンクロス

これらの条件を追加することで、50〜100銘柄に絞り込みます。

避けるべき銘柄の特徴

スクリーニング条件をクリアしても、以下の銘柄は避けるべきです。

特徴1:出来高が少ない銘柄

出来高が少ない銘柄は、売買が成立しにくいです。

エントリーしたいのに、指値が通らない。 損切りしたいのに、売れない。

こういったリスクがあります。

筆者は、出来高3億円以上を基準にしていますが、それでも銘柄によっては流動性が不足することがあります。

チャートを見て、「直近の出来高が急減している」場合は、避けるようにしています。

特徴2:時価総額が小さすぎる銘柄

時価総額が小さい銘柄は、仕手化するリスクがあります。

突然の急騰・急落が起こりやすく、リスクが高いです。

筆者は、500億円以上を基準にしていますが、新興市場(グロース市場など)の場合は、柔軟に判断しています。

特徴3:急騰後の銘柄

急騰後の銘柄は、高値掴みのリスクがあります。

「まだ上がるかもしれない」という期待で買ってしまうと、天井を掴むことになります。

筆者は、急騰後の銘柄は一旦見送ります。

押し目を待って、再エントリーのタイミングを探します。

スクリーニング後の絞り込み方

スクリーニングで50〜100銘柄に絞り込んだら、次は最終候補に絞ります。

ステップ1:チャート形状の確認

50〜100銘柄を、一つずつチャートで確認します。

ここで見るのは、

  • トレンドの方向(上昇トレンド、下降トレンド、レンジ)
  • サポート・レジスタンスの位置
  • 移動平均線との位置関係

これらをチェックして、20〜30銘柄に絞ります。

ステップ2:TPO/PVPでの最終チェック

20〜30銘柄を、TPO/PVPで確認します。

TPO(Time Price Opportunity)で、価格帯ごとの滞在時間を見ます。 PVP(Point of Control)で、出来高が最も集中した価格帯を確認します。

ここで、「どこに人が集まったか」の大局観を掴みます。

現在の株価が、PVPより上にある → 強気 現在の株価が、PVPより下にある → 弱気

この判断材料として、TPO/PVPを使います。

ステップ3:ボリュームフットプリントで実態確認

TPO/PVPで大局観を掴んだら、ボリュームフットプリントで実態を確認します。

各価格帯で「買い手」と「売り手」のどちらが優勢だったかを見ます。

買い手が優勢な価格帯で、株価が反発している → エントリー候補 売り手が優勢な価格帯で、株価が下落している → 見送り

ここまでチェックして、最終的に5〜10銘柄に絞り込みます。

スクリーニングで見つけた銘柄を、実際のトレードでどう活用するかについては、【スイングトレードで月利10%を目指す|具体的な銘柄選定方法】で詳しく解説しています。

エントリー・エグジットのタイミングやリスク管理についても触れていますので、ぜひ併せてご覧ください

まとめ:スクリーニングは「避ける」から始める

銘柄スクリーニングは、「買いたい銘柄」を探すのではなく、「避けたい銘柄」を除外することから始まります。

この記事のポイントをおさらい
・スクリーニングは時間効率、再現性、感情排除のために重要
・流動性(出来高3億円以上)が最重要
・時価総額500億円以上で仕手株を避ける
・値動き1%以上でボラティリティを確保
・50〜100銘柄→最終候補5〜10銘柄への絞り込み

筆者も、以前は「なんとなく」で銘柄を選んでいました。

しかし、スクリーニング条件を明確にしてから、トレードの再現性が高まりました。

まずは、自分のトレードスタイルに合ったスクリーニング条件を作ってみましょう。

条件を決めたら、それを機械的に守る。 そして、定期的に見直す。

この繰り返しが、勝てるトレーダーへの第一歩です。

トレードで成功するためには、正しい銘柄選定と証券口座選びも重要です。 スイングトレードの具体的な戦略や、おすすめの証券口座については、別の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

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この記事を書いた人

投資歴10年。様々なインジケーターや分析サイトを駆使し市場と向き合ってきた

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